朝香の宮茶席、大徳寺如意庵など数多くの茶室、吉兆や招福楼などの料亭、大観荘やつるやなどの旅館、住宅などを生涯にわたり数奇屋建築に取り組んだ。
別棟の「平田館」や露天風呂付特別室「観月の間」は、昭和三十五年、数寄屋建築の巨匠、平田雅哉氏により、建てられたものです。
別棟の「平田館」は、昭和三五年、数奇屋建築の巨匠、平田雅哉氏により建てられたものです。
今なお清新で創意に満ちた「平田 数奇屋」の真髄をご覧いただけます。
お部屋から眺める庭はそれぞれ異なる趣向を持ちながら、一つの大きな庭として構成され、建物と一体となって心地よい空間を演出しています。
欄間、袋戸棚、明り取りなど、室内の随所に清新で創意に満ちた「平田数奇屋」の真髄をご堪能いただけます。
当時としては斬新な材料を使い、言わばモダン数寄屋とも言える衒いのない作りは、四十年以上を経た今もその輝きを失っておらず、平田作品の神髄を見ることができます。
館内では、四方柾の柱や天井の造作など、棟梁こだわりの材と技をじっくり見ていただくことができ、日本人の心の琴線に触れられることと存じます。
また、至る所に調度品などを設置しており、季節によって展示品が替わり、まるで小さな美術館のような館内をご覧いただけます。
お部屋から眺める庭はそれぞれ異なる趣向を持ちながら、一つの大きな庭として構成され、建物と一体となって心地よい空間をつくり出しています。
小さな日本庭園を取り囲むような回廊式の建物で、一つのお庭をそれぞれのお部屋から見る角度や高さで全く違ったお庭のように見せる技法も平田館の魅力のひとつです。
また欄間、袋戸棚、明かり取りなども独特で創意に満ちています。
ゆっくりとした時の流れを感じさせてくれる平田館に皆様も是非一度ご宿泊下さいませ。
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